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宇宙飛行士の聶海勝氏、張暁光氏、王亜平氏に手を振って挨拶する習近平主席。 |
中国の有人宇宙飛行プロジェクトが再び新たな旅路についた。北京時間11日午後5時38分、有人宇宙船「神舟10号」は酒泉衛星発射センターから打ち上げられ、予定の軌道に正確に乗り、宇宙飛行士3人を順調に宇宙に送り込んだ。習近平国家主席(中共中央総書記、中央軍事委員会主席)が現地で打ち上げを見届けたほか、李克強、劉雲山両氏も北京の宇宙飛行制御センターで実況中継を見た。
宇宙飛行士の出発式典は酒泉衛星発射センターの問天閣で行なわれた。習主席は午後2時28分に会場に到着し、宇宙飛行士の聶海勝氏、張暁光氏、王亜平氏と親しく面会。「元気がみなぎり、勇ましい諸君の様子を見て嬉しく思う。私は党中央、国務院、中央軍事委員会、そして全国各族人民を代表して諸君の壮行に来た。諸君はわが国5回目の有人宇宙飛行を行い、中華民族の宇宙飛行の夢を担い、『天に昇り月を抱く』中国人の雄大な志を示す。これは光栄かつ神聖なことであり、全国人民が諸君を誇りに思っている。今回の任務のために諸君は真剣かつ着実な訓練を行ない、各方面は入念で綿密な準備を行なった。諸君が見事任務を完了することを私は確信している。諸君の成功を祈り、凱旋を心待ちにしている」と述べた。
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