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「神舟10号」の飛行士が会見、各生理指標は正常

 有人宇宙船「神舟10号」に搭乗し、15日間の宇宙飛行を行い先月26日に帰還した宇宙飛行士、聶海勝、張暁光、王亜平の3氏は11日、医学的な隔離措置を終え、北京航天城の宇宙飛行士寮内で帰還後初の記者会見を行った。新華社が伝えた。

 3人は帰還後、体力回復と重力環境への再適応を目的とした医学的な隔離措置を受け、身体検査を含む一連の医療モニタリングを実施した。現在、3人の精神状態は良好、各生理指標も正常で、体重は飛行前の水準に戻り、心機能も回復し、立位持久力も順調に回復している。生理的予備力は回復途中で、さらなるリハビリ・療養が必要だという。

 有人宇宙飛行計画の宇宙飛行士システム総指揮、中国宇宙飛行士科学研究・トレーニングセンターの主任を務めるトウ一兵氏は「宇宙飛行士の隔離・回復期における重力環境への再適応は順調に進んでおり、体力の回復も所定の目標をクリアしている。これは帰還後の回復措置が科学的かつ効果的であることを示している」と語った。

 今回の任務で指令長を務めた聶海勝氏は会見で、「2回の宇宙飛行任務に参加して思ったのは、中国の宇宙飛行士は中長期の宇宙滞在に完全に適応できるということ」と語り、中国の有人宇宙飛行事業の発展に自信を示した。

 張暁光氏は「我々の背後にある強大な祖国が、我々を見守り、支持してくれるのを感じた」と述べた。

 中国初の「宇宙教師」となった王亜平氏は、「宇宙空間で自由自在に動き回る体験は想像していたよりもすばらしかった。一生かけて奮闘する価値のある道を見つけた。私の夢は、この道を今後も歩み続けること」と語った。

 トウ氏によると、宇宙飛行士は生理的予備力のさらなる回復促進に向け、7月中旬から下旬にかけて療養を行う。療養が終わった後も3カ月にわたる動的な健康観察を続け、心身の全面的な回復を確保するという。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年7月12日

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