海洋6号、海山区の精密調査を実施
国家海洋局が明らかにしたところによると、 海洋調査船「海洋6号」はこのほど、第29回海洋科学調査の重要任務である6千メートル級深海曳航ソナー調査を完了した。中国が自主開発した深海曳航ソナー設備を利用し、東太平洋海山区で精密調査を行ったのはこれが初めてであり、コバルトリッチクラスト資源の分布などの研究に向け、重要なデータを提供するものとなる。光明日報が伝えた。
同調査の首席科学者を務めたトウ希光氏は「高精度の微地形・地層断面のデータは、コバルトリッチクラスト資源の小規模分布、微地形と堆積作用の鉱床形成メカニズム研究などにむけ、基礎的かつ重要なデータを提供し、中国の海底資源探査・評価および将来的な採掘にとって重要な意義を持つ」と語る。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年7月12日