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調査船「海洋6号」、科学調査のため太平洋へ

 海洋調査船「海洋6号」は28日午前10時、第29回海洋科学調査を実施するため、広州の東江口海洋地質専用埠頭から太平洋に向けて出航した。今回の調査では全国各地の関連研究機構から96人が参加し、乗組員の交代は過去最多となる。人民日報が伝えた。

 海洋6号は今回、国際海底区域における中国の鉱山資源権益を守るため、太平洋東部および、太平洋西部・中部海域で資源・環境・生物などの調査を行う。

 今回の調査は、以下の3つに分けられる。(1)西太平洋海山区の地形調査とコバルト・リッチ・クラストのサンプルを取得し、同地域の資源状況を初歩的に評価する。(2)東太平洋で多金属団塊の詳細な探査および海洋新資源の調査を行う。多金属団塊資源契約区の試採掘地点を確定するためにデータを採取し、新資源の分布について検証する。(3)調査区の環境・生物調査を実施する。中国大洋協会と国際海底機構(ISA)が結んだ探査契約を履行し、環境ベースラインの研究に向けて基礎資料を蓄積し、環境アセスメントに役立てる。

 広州海洋地質調査局によると、今回の調査は3段階に分かれるほか、第1段階と第2段階の間に中国地質調査局による地質調査が行われる。日程は約160日間で、11月3日に広州に帰還する予定。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年5月29日

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