中国独自開発のDUV固体レーザー光源設備、検収に合格
中国科学院が担当する国家重大科学研究設備開発プロジェクト「DUV(深紫外線)固体レーザー光源の最先端設備開発プロジェクトが6日、北京で検収に合格した。「DUV非線形光学結晶とデバイスプラットフォーム」、「DUV全固体レーザー光源プラットフォーム」および、これら2つのプラットフォームをベースに開発された8つの新型DUVレーザー研究設備はいずれも各目標を全面的に達成し、中国はDUV全固体レーザーの実用化に成功した世界で唯一の国となった。人民日報が伝えた。
DUV技術と設備は物理、化学、材料、情報、生命、資源・環境などの分野で重要な応用価値を持ち、学際的な研究と多分野の発展を促進することが期待されている。これら設備を応用することによって、中国の科学者が一連の最先端研究で主導権を得られる可能性もあり、重要なオリジナル成果の取得に向け、設備面での保障を提供した。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年9月7日
■関連報道
中国のDUV技術、世界をリード 最先端設備の開発に成功