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通信技術・新エネルギー 第三次産業革命の起爆剤に

 新華社「経済参考報」が10日に主催した「第三次産業革命サミットフォーラム」において、専門家はモノのインターネット技術と再生可能エネルギーの結合が、「第三次産業革命」をリードすると指摘した。中国証券報が伝えた。

 「第三次産業革命」の理論によると、人類は蒸気機関を代表とする第一次産業革命、電力を代表とする第二次産業革命を経た現在、新エネルギー・新材料・バイオ技術・情報技術を代表とする第三次産業革命の時代に突入している。

 ワシントン経済動向研究財団を主宰するジェレミー・リフキン氏は、「歴史上で数回発生した重大な経済革命は、いずれも新たな通信技術と新たなエネルギーシステムが結びついた際に起きたものだ。インターネット技術と再生可能エネルギーの結合は、第三次産業革命の創造に向け力強い新たなインフラを提供する」と語った。

 リフキン氏は、「水素エネルギー貯蔵が未来の主要な貯蔵方式になり、中国で同様の産業がすでに発展し始めている。中国はこれまで分散型送電網の統合に取り組んでおり、団地・インフラに大量の投資を行い、百万人以上の雇用機会を創出した。インフラ革命を完了するためには、少なくとも40年の時間が必要だ。しかし中国はすぐにスマート送電・スマートグリッドで世界を主導し、風力エネルギー・電力の面でもすぐに世界の先頭集団に立つだろう」と予想した。

 中国国務院参事、中国国家エネルギー指導チーム弁公室副主任の徐錠明氏は、「低炭素をはじめとするグリーン発展が近年世界で流行しており、米国やドイツなどの国が先導的な技術力を獲得した。一方で中国の一部のエネルギー企業は、依然として伝統的なエネルギーに依存している。未来のエネルギー問題を解決する上でカギとなるのは、エネルギー関連のハイテク技術の保有と、エネルギー技術の画期的な進展だ」と指摘した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年9月11日

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