上海で電気バスの商業運転が開始
上海公共交通部門が明らかにしたところによると、上海市はバスの「エコ化」に向け、実質的な一歩を踏み出した。低騒音、ゼロエミッションの電気バス(バッテリー・コンデンサを併用)30台がすでに浦東で運行を開始しており、将来的には200台が相次いで上海市に投入される予定だ。このことは、上海市における新エネルギーバスの本格的な商業運転が始まったことを意味する。新華社が伝えた。
浦東公共交通上南支社の王斌峰副総経理は「この電気バスは1日1回充電すれば良く、定員いっぱいに乗客を乗せ、エアコンをつけた状態でも、1日平均約10時間走行できる。1台当たりの走行距離は1日150キロメートルを上回り、バス運行の要求を満たすことができる。最高で1日190キロ走ったケースもある」と語る。
新エネルギー車の実用化に向けた問題の中でも、安全性・信頼性は市民にとって最大の関心ごとだ。同電気バスを開発した瑞華新エネルギー自動車公司の帥鴻元・董事長(取締役会長)は「現在上海で使用されている電気バスは長年の改良を経ており、電池に何か問題が発生した場合1分以内にリスクを取り除くことができる。また、遠隔モニタリングで適時警報を発するなど、複数の保障で安全を確保している」と語った。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年2月20日