国際ユーラシア科学院中国科学センターが中心になり提案した、国際シルクロード科学院が24日、北京市で設立した。同科学院は「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブが打ち出した科学技術・人文交流など4つの活動を実行に移し、一帯一路25ヶ国、さらにはより多くの国の科学者と任務を完遂していく。世界の科学者と共に、一帯一路における中国の物語を紡いでいくことを目指す。科技日報が伝えた。
全国政治協商会議副主席、中国科学協会主席、中国科学技術部(省)部長の万鋼氏は、大会に寄せた祝電の中で「習近平総書記は一帯一路国際協力サミットフォーラムで、中国は各国と革新をめぐる協力を強化し、一帯一路科学技術革新行動計画を開始し、科学技術の人文交流、共同実験室の共同設立、科学技術パークの協力、技術移転という4つの活動を展開すると提案した。これらの活動の展開には、各国の科学者と関連分野の関係者の知恵と心血を結集する必要がある。国際シルクロード科学院が多元的協力・交流の場として、科学技術革新活動計画の実施に貢献することを信じている」と表明した。
情報によると、国際シルクロード科学院は一帯一路参加国の有名な自然科学者、社会科学者、建築技術科学者でつくる、ハイレベルかつ国際的な非政府・非営利組織だ。またユーラシアの科学技術界・経済界・社会活動家などの協力・交流の重要な場であり、さらに一帯一路の建設を推進する国際ハイレベル諮問センター、新型ハイレベルシンクタンクでもある。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年9月25日
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