習近平国家主席は25日、英国のメイ首相と電話会談した。新華社が伝えた。
習主席は「中英の大使レベルの外交関係樹立から今年で45年になる。双方は上層部交流を継続し、各分野の制度的対話を推し進めるべきだ。経済・貿易・人・文化面の交流や協力の力強い勢いを保ち、『一帯一路』(the Belt and Road)の枠組での発展戦略の連携を深めるべきだ。世界平和・発展維持の面で調整を強化するべきだ。繁栄し、安定した、開かれた英国及びEUは各国の利益に合致する。中英関係、中国・欧州関係の継続的発展を推し進めたい」と表明した。
メイ首相は「英側は対中関係の発展を非常に重視し、両国関係の『黄金時代』の大きな方向を堅持している。中国側と共に、上層部交流を緊密化し、戦略対話を活用し、経済・貿易・安全・人・文化分野のパートナーシップを深め、欧州・中国関係の発展を推し進めたい」と表明した。
両首脳は朝鮮半島情勢について意見交換した。
習主席は「中国側は朝鮮半島非核化の目標を堅持し、国際的な核不拡散体制を断固として維持し、北東アジアの平和・安定を断固として維持する。朝鮮半島問題は対話と協議を含む平和的方法で解決すべきであり、国際社会の共同の努力が必要だ。中英は共に国連安保理常任理事国であり、地域と世界の平和維持の観点から問題を扱う責任と義務がある。英側が平和と対話の促進に積極的に尽力し、情勢の緩和と対話の再開に建設的役割を発揮することを希望する」と強調した。
メイ首相は「英側は世界と地域の平和・安定維持に尽力し、朝鮮半島核問題の平和的解決に尽力する。朝鮮半島問題の解決における中国側の重要な影響力を重視し、中国側の努力を賞賛する。中国側と意思疎通や調整を強化したい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年9月26日
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