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日本のフリマアプリ「メルカリ」が超人気 会社設立4年で評価額10億ドル超

人民網日本語版 2017年09月25日15:23

日本の街を歩くと、中古品を取り扱う「リサイクルショップ」は至る所にあり、1万元(1元は約17.0円)を上回る高級バッグ・宝飾品から数元のゲームディスクまで、ありとあらゆる物が揃っている。インターネット時代の到来に伴い、日本人はこのような取引形態をネット上に持ち込んだ。日本の時事通信社の報道によると、日本のフリマアプリ「メルカリ」がIPO(新規株式上場)を申請、9億ドル(1ドルは約112.3円)の調達を計画している。年内に東京証券取引所に上場する見通しで、世界で初めてIPOを実現する中古品取引プラットフォームとなる。

〇「誰でも簡単に売り買いできる」

メルカリは日本の中古品専門のフリマアプリで、「誰でも簡単に売り買いできる」が彼らの売り文句となっている。2013年に設立された同社は昨年3月、第三者割当増資による7400万ドルの資金調達を行い、現時点までに累計1億1千万ドルの融資を獲得し、評価額はすでに10億ドルを上回った。多くのメディアが、「メルカリは日本のインターネット界の一つの奇跡である」と評している。

統計データによると、2016年、日本におけるメルカリのダウンロード数は3500万件を上回り、プラットフォーム上での取引額は月8800万ドルに達した。日本の総人口が1億2700万人ということを考えると、日本のネット利用者への浸透率の高さが見て取れる。

2015年、Mercariは米国市場への参入に乗り出した。某メディアは、メルカリは現在、全体の9割の力を米国市場に注いでいると指摘しており、「メルカリは、米国市場では日本の10倍の利益を得られると考えている。また、米国で成功した暁には、日本にその成功体験をフィードバックしたいと計画している」と報じた。2016年末の時点で、米国でのダウンロード総数は1200万件、今年8月末には1900万件に上った。今年、メルカリは英国市場にも手を広げた。

メルカリの取扱商品は、女性・子供・ハンドメイド・住まいなど10種類に分かれている。


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