MWCが開幕、中国企業が5Gスマホを発表

人民網日本語版 2019年02月26日14:40

2月25日に来場者がスペイン・バルセロナのMWCでファーウェイの展示ブースで同社スマホ「Mate X」を撮影している。ファーウェイは24日にスペインのバルセロナで新製品発表会を開き、初めて第5世代移動通信システム(5G)を採用する商用化スマホ「Mate X」を発表した。このスマホは折りたたみ式で、マルチモジュール5Gチップは「ファーウェイ最強」と呼ばれている。

世界最大級のモバイル見本市「Mobile World Congress」(MWC)が25日開幕した。華為(ファーウェイ)、中興(ZTE)、エリクソン、グーグル、クアルコム、サムスン、ノキア、ソニーなどの有名テクノロジー企業が広々とした展示エリアを設置し、最新の製品とソリューションを展示している。新華網が伝えた。

5G商用化製品の発表は、今大会の大きな見どころとなっている。数社の中国企業が大会の開幕式前後に、それぞれ自社初の5Gスマホを発表した。ファーウェイが発表した折りたたみ式5Gスマホ「Mate X」が広く注目を集めた。ファーウェイ初の7ナノメートル・マルチモジュール5Gチップ「巴竜5000」が搭載されており、高速ダウンロードが可能で、関連ネットワークのサポートにより、最短3秒で1Gの動画をダウンロードできる。今年6月頃に発売される見通し。

また、OPPOブランド初の5Gスマホも開幕前に公開された。同社は今年、欧州市場で同機種を先行発売する。スイスコムなど欧州の提携先との協力が順調に進んでおり、国内市場でも積極的に推進している。一加公司は大会で来場者を集め、5Gスマホで現場の5Gネットワークを利用し、クラウドゲームの体験イベントを開催した。ZTEや小米などの企業も、それぞれ自社初の5Gスマホを発表した。

第1回モバイル・ワールド・コングレス(MWC)は1995年にスペインの首都マドリードで開催された。開催地は数回の変更を経て、2006年よりバルセロナで固定されている。MWCは次第に世界モバイル通信業界の最新技術を発表する場、そのバロメータになっている。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年2月26日

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