広鉄集団広州高速鉄道区間は、広州市番禺区沙湾鎮に位置する、華南地域最大の「高速列車の家」であり、高速列車の「身体検査」「治療」などの技術サービスを担当している。「春運」(春節<旧正月、今年は2月5日>期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)5日目の25日、筆者は夜の帳が下りた「高速列車の家」を訪れた。夜を通じ、そのすべての作業エリアで照明がつけられている。点検修理庫内は日中のように明るく、すべての部署がフル稼働しており、深夜の静けさはまったく感じられない。中国新聞網が伝えた。
高速列車は毎日広州南駅に到着すると、配車の指示に基づき秩序正しく「高速列車の家」に戻る。ここで洗浄や車輪の手入れといったサービスを受ける。列車が規定の時間に規定の距離を走れるようにするため、「高速列車の家」の配車部門は列車を1・2級点検修理庫に入れ、全体検査を行う。各システム・部品の最高のコンディションを維持する。
ここの主な職種は、高速列車整備士、診断エンジニアだ。彼らは高速列車の各種システム及び部位の診断とメンテナンスを担当する。そのため彼らは「高速列車の医師」と呼ばれる。彼らは午後7時から勤務を開始し、翌日午前9時まで続ける。臨時で任務が追加されれば、勤務時間は午前11時まで延長される。そのため彼らは毎日12-16時間連続勤務しなければならず、非常に大変な作業にる。従業員数は5513人で、平均年齢は28.6歳という活力あふれる高い素質のエリートチームだ。
広州高速鉄道区間は広州南、深センなど9つの高速列車運用所を設置している。6本の生産ラインは広東省・湖南省・海南省の6市に位置する。広鉄集団の高速列車99%の運用・メンテナンス任務を担当している。今年の春運にここに配属される高速列車は過去最多の453両で、全国2位の規模となっている。「高速列車の医師」は精密検査により、春運に高品質の高速列車を提供し、利用客が無事に帰省できるよう守っている。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年2月1日
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