中国聯通(チャイナ・ユニコム)の北京支社である北京聯通への26日の取材によると、天安門広場の複数の5G基地局が正式に稼働開始したことに伴い、同社は同広場における5G聯通電波フルカバーを実現した。天安門広場は正式に5G時代に入り、真っ先に5Gスマート広場にグレードアップした。説明によると、これらの5G基地局は中央広播電視総台の「5G+HD」の両会(全国人民代表大会、全国政治協商会議)ニュースに初めてサービスを提供する。北京青年報が伝えた。
5Gネットワークは電波がより強く、通信速度がより速いうえ、天安門広場と故宮という大型観光スポットに深い影響を及ぼす。将来的に多くの観光客が高速ネットワークを利用し、いつでもどこでもモバイル決済を行えるようにするほか、5Gネットワークはさらに4K高画質テレビ電話、超高画質マルチルート動画伝送などの業務をサポートする。市民と観光客により良い観光体験をもたらすことになる。
北京聯通は中央広播電視総台と共同で、一部都市の有名観光スポットの4K高画質画像伝送を展開している。天安門広場は北京市の有名観光スポットとして、聯通5Gネットワークを通じ伝送作業を行っている。両会の会期中、北京聯通は天安門広場と人民大会堂の「部長通路」の5Gネットワークを通じ、今年の両会の「5G+HD」ニュースを伝える需要を満たす。北京聯通は今後5Gネットワークを通じ、政府関連機関による高画質動画監視や巡回ロボットなどのスマート都市応用に協力する。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年2月28日