3月8日午後、中国第35回南極科学観測隊の隊員を乗せて南極を出発した極地観測船「雪竜号」は、バシー海峡を経て、上海への帰還の途上にある。
今回の南極観測の重要な成果は、泰山基地2期の建設工事が順調に完了し、深い雪の中で建築物を組み立て、発電設備、新エネルギー、汚水処理、融雪、遠隔無人操作への電力供給などのシステムを設置したことだ。中国初の南極の雪中での工事プロジェクトであり、泰山基地の雪中の建築物は多くの革新(イノベーション)を達成した。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年3月10日