中国自然資源部(省)への18日の取材によると、科学観測船「向陽紅10」が浙江省舟山市を出発し、中国大洋第54回科学観測任務を開始した。太平洋の海域で資源環境調査を行う予定だ。科技日報が伝えた。
今回の観測は5つの航行段階に分かれ、11月下旬に終了する。航行日数は255日、総航行距離は約2万2000カイリ。
今回の「A段階」の主な任務は、中国五鉱集団多金属団塊契約エリアにおける資源環境調査だ。これは中国五鉱集団が調査契約を履行するための3回目の航行であり、これまでの活動を踏まえた上で海底動画撮影、地質試料採取、底引き網などの手段により調査活動を展開する。契約エリア内の資源・環境的特徴への理解を深めるようにする。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年3月19日