この書店は、店名だけではなく、貸出ルールや管理方法までも非常に気ままに行われており、普段は3匹の猫が店番を務めている。「現在書籍は、定価の1.2割引で販売している。支払いは、バーコードスキャンによる決済、あるいは現金をテーブルに置いてもらっている。私は、この店を訪れるお客さんが、読書好きで、本を大事にし、代金を支払わずに持っていくことなどあり得ないと信じている。我々は、近所に住む本好きの人と一緒に『読書好き』グループを作っている。彼らは、時間があれば書店で本を読み、本の整理や店内の掃除も手伝ってくれる。毎日猫に餌をやりに来てくれるホテルで働く女性スタッフもいる」と趙さん。
「書店に来る客は、ホテルの宿泊客や偶然通りかかった人のほか、近くにある相声(漫才)芸人の所属事務所として有名な徳雲社の芸人も来てくれる。彼らは、写真をSNS上にアップしてくれたり、ファンを連れてきてくれたりする。また、他の人から薦められて、猫と遊び、または写真を撮る目的で訪れるお客さんもいる。それだけでなく、一部の人々にとってこの書店は『ナミヤ雑貨店』のような存在になっているため、皆が自由気ままに感想を書き込める伝言板を設けている。客の中には公開するのははばかられるような、ちょっとした願いや思い、日常生活でのトラブルなどを抱えている客もいるため、我々は小さな『意見箱』も用意している。そこに投函されたメッセージに対し、相手の住所や連絡先があれば手紙を出したり、微信(WeChat)のチャットでやり取りをしたりするようにしている」とした。
「書店の経営状況については、利益をあげることを期待してはいないので、商売を拡大して専門書店にするつもりもない。ただ、我々は別の場所にもホテルを開業する可能性があるので、そのホテルの傍らにもこのような書店を開きたいとは思っている」とした。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年3月28日
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