中国、外資系年金保険会社第1号を承認

人民網日本語版 2019年03月28日15:02

2019年は、中国の銀行業と保険業の対外開放が新たな一歩を次々に踏み出す年になる。中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)は18年に外資系銀行・外資系保険機関計7軒の設立申請を承認したのに続き、このほど市場参入や経営エリアの拡大などに関する3件の申請を承認した。中英合弁の恒安標準人寿保険有限公司による初の外資系年金保険会社・恒安標準年金保険有限責任公司の設立申請、米エース・リミテッド社による華泰保険集団株式有限公司の株式の買い増しの申請、香港の友邦保険公司の北京・天津・河北エリアにまたがる保険経営テスト事業への参加の申請だ。

今年に入り、銀保監会はシンガポール大華銀行の中国法人・大華銀行(中国)有限公司による中山支店設立など、外資系銀行・外資系保険機関による省レベル支店機関の設立申請8件を承認した。また外資系銀行・外資系保険機関の計108億7200万元(約1778億4千万円)に達する登録資本増加または運転資本増加を承認した。

銀保監会は、「今後も銀行業と保険業の対外開放を推進し、ビジネス環境の改善を続け、より多くの条件を満たした外資系銀行・外資系保険機関が中国の金融市場に参加するようにし、経済社会の発展により多くの、よりよい金融サービスを提供する」としている。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年3月28日

  

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