金箔を施したしおりを見せるスタッフ(撮影・泱波)。 |
南京金箔は中国の伝統手工芸の一つで、国家級無形文化遺産に登録されている。金箔作りの技術は独特で、伝統的な地金作りや打ち延ばしといったさまざまな技が受け継がれている。それに加えて、現代の金箔職人たちは古い伝統工芸と現代の科学技術を結び付け、芸術品に美しい金箔の衣をまとわせており、伝統の金箔作りの技は今もなお高い人気を誇っている。1700年余りの歴史を持つ南京金箔作りの技は、無数に金を打ち付く工程を経て、厚さ1万分の1ミリにも満たない金箔を作り上げる。その厚さはセミの羽より薄く、重さは鴻毛より軽いとされている。中国新聞網が伝えた。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年5月21日