アートマカオの「ジャパンパビリオン」開幕式で行われた素晴らしいパフォーマンス(写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)。 |
半年間にわたる大型国際総合文化芸術フェスティバル「芸文薈澳(アートマカオ)」が先ごろ澳門(マカオ)で正式に開幕し、在香港日本国総領事館が主催する「日本文化芸術廊(ジャパンパビリオン)」が18日、澳門の塔石ギャラリーで盛大に開幕した。会期は9月22日まで。
「ジャパンパビリオン」は伝統芸術から現代アートまで、豊富で多彩な美術品や工芸品を展示し、来場者に日本芸術の多様性をアピールする。展覧会は常設展と特定期間に行われる個別展に分かれている。常設展の「日本ポスターデザイン芸術展・新たなポスター印刷表現モデルの発掘とイノベーション」は、日本の文化とパフォーミングアートをテーマとし、凸版印刷が製作した多くのポスターや厳選した現代アーティスト作品などを展示している。また、会場内では4K技術を駆使した「土佐尚子デジタルアート展・スペースフラワー」と書道芸術に新たな命を吹き込む「今井美恵子書道展」も鑑賞できる。個別展では、口火を切って「林真理子作品展」がまず開催され、アーティストのずば抜けた色彩感覚とリズム感を感じさせる作品が展示されている。同作品展の会期は7月24日まで。その後さらに「福井洋傘」や「日本伝統工芸展」、「写真展」、「ダンボール造形 玉田多紀の新菊石」、「三つの日常・日澳港芸術共同展」など、来場者がさまざまな角度から日本の芸術・人文を理解することのできる展覧会が続く。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年6月24日