世界気象機関(WMO)はこのほど、「2015年から2019年は、観測史上最も暑い5年間となる見込みが高い」との予測を発表した。科技日報が伝えた。
WMOはその声明において、「観測が始まって以来、直近の4年間は最も暑い4年間となった。また、地球温暖化のすう勢は2019年も続いており、現時点で弱まる兆しはみられていない。2019年1月から5月の気温は、同時期の観測史上3番目に高かった。今年5月、南極の海氷域面積は、観測史上もっとも小さくなり、しかも北極の海氷域面積も観測史上2番目に小さい値となった」ことを明らかにした。
WMOのペテリ・ターラス事務局長は、「地球の歴史上で、CO2濃度が過去にこれほど上昇したのはすでに300万~500万年前のことだ。当時の気温は現在より2~3度高く、海面の高さは、現在より10~20メートル高かった」と説明した。
高温現象が続く原因は、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの濃度が高まり続けていることによる。また、CO2が大気中と海洋中に数百年前から長く存在していることから、気温の上昇と海洋の酸性化を招く結果となった。極端な高温化現象によって、年間1千人以上が命を落とし、山火事などの関連災害が頻発するようになっている。WMOの予測によると、2000年から2016年の間に、熱波の被害に見舞われた人は1億2600万人増加したとみられる。さらに、都市化がこの問題をさらに悪化させており、熱中症・脱水症状・循環器系疾患などの健康リスクを人々にもたらしている。
ターラス事務局長は、「『気候非常事態』という言葉を、最近ますます耳にするようになった。これはもはや、単なる気候の問題ではなくなった」と指摘した。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年7月2日
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