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中国が世界で9ヶ所目となる世界気象センターに認定

人民網日本語版 2018年12月28日14:15

中国気象局は27日、改革開放40周年を記念するテレビ電話会議を開いた。同局の劉雅鳴局長は、「改革開放から40年間で、中国気象業務サービスの現代化建設は目覚ましい発展を遂げ、天地を覆すほどの変化を経験した。我々はこのほど、世界気象機関から正式に世界気象センターとして認定され、世界に9つある世界気象センターの一つとなった。これは、中国の気象業務サービスレベル全体が世界トップ水準に達したことを示している」と述べた。人民日報海外版が報じた。

劉局長は、「改革開放から40年、中国は世界で最大規模を誇り、中国全土を100%カバーする総合気象観測システムを構築した。2400ヶ所の国家級地面気象観測ステーションはすべて自動化を実現しており、地域自動気象観測ステーションは6万ヶ所に達し、郷・鎮のカバー率は96%を占めるまでに至った。気象衛星「風雲」17基の発射に成功し、うち8基は軌道上で運用されている。新世代気象衛星レーダー「ドップラーレーダー」198台は緻密な気象災害観測ネットワークを構築しており、生態、環境、農業、海洋、交通、観光など専門気象観測定ネットワークがほぼ確立された」とした。

また、「中国は、精密化された隙間のない現代気象予報予測システムを構築し、分刻み・時間刻みから月刻み、季節刻み、年刻み、さらには年代刻みの予報予測関連製品を発表している。世界レベルの天気予報は、10キロメートル単位の精密予測が可能となり、全国レベルのスマートネットワーク予報では5キロメートル単位、地域レベルの天気予報では1キロメートル単位までの予測できるようになった。台風、重汚染天気、砂嵐、土砂崩れなどに特化した気象予報業務サービスを実施している」と説明。

さらに「中国は、高速気象ネットワークと巨大な気象データベース、スーパーコンピュータシステムを構築し、気象高速ブロードバンドネットワークによる予報速度はMbps(ビット毎秒)単位、気象データ総量は約300TB(テレバイト)、高性能計算ピーク値は毎秒8000兆回に、それぞれ達している」と紹介した。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年12月28日

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