雄安新区の白洋淀駅に停車する「復興号」G305号の列車(撮影・◆広利、◆は刑のへんにおおざと)。
天津西駅始発で香港地区の西九龍駅を終点とし、雄安新区を経由する高速鉄道「復興号」G305号列車が7月10日11時42分、ゆっくりと白洋淀駅に停車した。これは雄安新区と香港特区を結ぶ直通高速鉄道の新紀元を象徴すると同時に、京津冀(北京市・天津市・河北省)すべてが香港地区まで高速鉄道で結ばれたことも意味していた。人民日報海外版が伝えた。
乗客に記念品を贈る「復興号」G305号の乗務員(撮影・◆広利)。
この列車は雄安新区の白洋淀や鄭州東、武漢、広州南、深セン北、福田など人気の駅に停車する。全長は2450キロで、所要時間は10時間前後しかかからず、始発から終点までの2等席乗車料金は1092.5元(1元は約15.7円)。香港地区の花・バウヒニアと白洋淀のハスの花が美しさを競い合うこの直通高速鉄道は、鉄道部門が今回実施した列車運行新ダイヤ最大のハイライトとなった。天津西駅の任洪権副駅長は、「この高速鉄道の乗車券は爆発的な売れ行きで、定員1152名の席がすでに満席となっている」と語った。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年7月11日