日本が福島第一原発の汚染水を海に放出か？韓国政府は「積極的に対応」

KBSワールドラジオの14日の報道によると、環境団体が相次いで「日本が福島第一原発の汚染水を海へ放出しようとしている」ことを暴いている状況下で、韓国政府は関連問題に積極的に対応していくとの態度を表明した。報道によると、国際環境NGOの「グリーンピース」はこのほど、「日本が福島第一原発の汚染水100万トン以上を海に放出する計画を検討している」と主張した。「グリーンピース」は、今後発生する可能性のある環境災害を深く憂慮しており、韓国が最大の被害国の一つになると指摘している。これに対し、日本政府はいかなる反応も示していない。こうしたことを背景に、韓国政府は積極的に関連問題に対応するとの態度を正式に表明した。韓国政府は、「2018年8月に日本が福島第一原発の汚染水を海に放出する計画を知って以来、日本側に交渉を呼びかけてきたが、日本政府は『関連問題はまだ検討段階』と回答するにとどまっている」と説明。さらに、「環境団体とほかの太平洋沿岸諸国もこの問題に極めて注目しており、政府は国際社会と共に積極的に対応していく」としている。（編集AK）

「人民網日本語版」2019年8月15日