8月5日に中国国内初の5Gスマートフォンとなる中興天機「Axon 10 Pro」が発売されたのに続き、華為(ファーウェイ)、サムスン、小米など中国内外のメーカーが相次いで5Gスマホを打ち出した。ただこのほど明らかにされたところでは、今年1〜8月の中国5Gスマホ出荷量は21万9千台にとどまった。「北京日報」が伝えた。
中国情報通信研究院が発表した最新のデータを見ると、今年8月時点で中国携帯電話市場の総出荷量は3087万5千台で、このうち2G端末が117万7千台、3G端末が1千台、4G端末が2947万8千台、5G端末が21万9千台だった。
この1週間、大手メーカーは再び5Gスマホの発表ラッシュを迎えた。9月24日には、小米が中国で価格3699元(1元は約15.1円)からの「小米9 Pro」と最高価格1万9999元の「小米MIX Alpha」の2機種を発売すると発表した。
そのわずか2日後の26日、ファーウェイが「Mate 30」シリーズを発売すると発表した。5Gモデルの中国国内価格は4999元からで、8月に発表した「Mate 20 X」5Gモデルの6199元よりも安価となっている。また「Mate 30 Pro」の5Gモデルは6899元から、「Mate 30」ポルシェコラボモデルは1万2999元となっている。
ファーウェイのコンシューマー事業部の余承東最高経営責任者(CEO)は、「今年はファーウェイのスマホ出荷量が26%の増加を達成し、売上高の増加率も40%を超えた」ことを明らかにした。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年9月30日