複数の電子商取引プラットフォームで、今年は国旗関連商品の仕様が一新されている。メーカー各社は、「ナノ防水コーティング」、「UVカット加工テリレン(ポリエステル系繊維)」、「伸縮自在旗竿」などさまざまな材質・規格の新商品を続々と開発され、消費者から歓迎されており、約1ヶ月の販売件数が5万件近くに上った商品もあるという。中国中央テレビ局(CCTV)のビジネスチャンネルが報じた。
ある電子商取引プラットフォームの統計データによると、今年の国慶節(10月1日、建国記念日)の1ヶ月前から国慶節連休にかけての国旗関連商品の売上は、前年同期比約40倍増加した。また、ランタンの売上は同約13倍、工芸品は同20倍以上、それぞれ増加。26歳から45歳までの若者層による消費が全体の80%近くを占め、購買層の大多数を占めている。
京東ビッグデータ研究院チーフデータオフィサー(CDO)の劉暉氏は、「キーワード評価において、『国産品支持』『国潮(中国流行ブランド)好き』といった評価ワードの割合が、ますます高まっている。デザインやその体現する文化はもちろんのこと、製品そのものの品質の優位性についても、若者層において明らかに自信を抱かせており、それがまた彼らの購入意欲を高めている」と指摘する。
このほか、革命史跡を巡る「紅色観光」の目的地の人気も上昇の一途をたどっている。ある旅行関連プラットフォームの統計データによると、10月1日から3日までの3日間、延安、石家荘、吉安、重慶など典型的な紅色観光目的地トップ10のホテル予約平均増加率は、前年同期比300%を上回った。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年10月16日