进博会

経済グローバル化は阻むことのできぬ大きな趨勢

人民網日本語版 2019年11月07日11:06

昨年の第1回中国国際輸入博覧会に米国企業は100社余りが出展し、3万6000平方メートル余りという出展面積は3位に入った。今年米国企業はさらに積極的で、出展を申し込んだ企業は190社を超え、出展面積は4万7500平方メートルで首位に立った。米国企業が中国市場を重視し、熱意を抱いていることが見てとれる。これは協力・ウィンウィンが常に世界の発展の主旋律であり、経済グローバル化が常に阻むことのできぬ大きな趨勢であることを側面から示すものでもある。人民日報が伝えた。

「長江、ナイル川、アマゾン川、ドナウ川は昼夜止むことなく勢いよく前へ流れている。逆波が生じることがあっても、危険な早瀬や暗礁が多くとも、勢いよく前進する大河の流れを阻むことは誰にもできない」。第2回中国国際輸入博覧会開幕式の基調演説で、習近平国家主席は盛んな勢いの河川にたとえて、経済グローバル化の流れが不可逆であることを深く示した。保護貿易主義と反グローバリズム思想が広がる中、遠大な視点に立ったこの判断はより深く重厚で、より責任感のあるものだ。

経済グローバル化は人類の社会や科学技術の進歩と生産力の発展による必然的結果だ。歴史を振り返ると、第1次産業革命は国際分業を生じさせ、英国の綿紡績工場が世界各地の綿花を加工することになり、綿布は最初期のグローバル化商品となった。1970年代以降、情報技術革命が世界中を席巻し、インターネットに代表されるデジタル経済によって人々は隣近所同士の「地球村」に暮らすようになった。未来を見ると、人工知能(AI)、ビッグデータ、量子通信、ブロックチェーンなど新たな科学技術革命と産業変革がパワーを蓄えつつある。これら自体に備わる開放・共有といった特徴が、経済グローバル化の深い発展を一段と後押しする。これは歴史の法則、時代の潮流であり、人間の意志で変えることはできない。

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