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ベトナムが中国の稲栽培技術を導入、生産量が倍以上に

人民網日本語版 2019年11月08日14:00

ベトナムは現在、稲の収穫を迎えている。中国の農機専門家、揚州大学機械工程学院の張瑞宏教授の科学研究チームは4日、ベトナム現地の栽培業者と共同設立した正確直まき高生産量栽培技術モデル田で、生産量の測定を行った。1平方メートルあたりのもみの生産量は941グラム以上で、現地の伝統的な栽培方法の倍以上になった。科技日報が伝えた。

揚州大学は「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアチブに積極的に呼応し、中国の高品質食糧、先進的な設備、農業技術、栽培方法を輸出している。稲高生産量・高効率栽培技術モデル田を設立し、ベトナムの定植技術の代わりに稲正確直まき高生産量栽培技術を導入した。現地の栽培業者が伝統的な低生産量・低効率の生産方法を変えるよう促し、農業の深刻な人手不足の問題を解消し、稲の単位面積あたり生産量と利益を高めた。最終的には、工業化を発展させると同時に農業生産の近代化をけん引する目的を達成した。

筆者の調べによると、張氏のチームは今年6月の種まき前にベトナム政府の関連当局の支援を受け、フート省フート町を選び、現地の食糧栽培業者と協力し、中国が普及に力を入れる現地の栽培に適したハイブリット稲3品種、先進的な設備及び農業技術を導入し、高生産量栽培技術の試験的モデル栽培を行った。

張氏は「今年は初めてベトナムで試験的モデル栽培を展開した。6月28日に種をまき、7月5日に苗を揃え、9月1日頃に穂が出て、11月上旬に収穫を開始した。初期段階のモデル栽培の効果が出て、現地政府及び一般の人々から高い評価を得た。次の季節のモデル栽培では、今回見つかった問題を重点的に解消すると同時に、モデル栽培の面積を拡大する。1平方メートルあたりのもみの生産量1キロ以上を目指す」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年11月8日

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