ダブル11(11月11日のネット通販イベント)は今や全国民を挙げての人気商品の「製造マシン」になりつつある。今年のダブル11が近づき、天猫(Tmall)商城がまとめたデータをみると、今年はホットサンドメーカーが最も売れ筋の商品で、売り上げはすでに前年同期の100倍に達している。このほか布団乾燥機、発熱ネックウォーマーといったネットで人気の新商品も非常に人気があるという。「重慶晨報」が伝えた。
9つの人気商品 もう買った?
天猫が発表したデータによると、ホットサンドメーカーは今年の天猫のダブル11で最もよく売れている商品、売り上げ増加率が最も大きい商品で、前年同期の100倍に達したという。ライブ配信プラットフォーム・天猫直播で宣伝すると、1秒に267台売れ、中国のホットサンドメーカー産業チェーンは全体において商品の在庫が底をついた。
多くの人が不思議がるスチームモップも今年の天猫ダブル11で爆発的な人気だ。スチームモップブランドのシャークは取引ランキングで急上昇し、2019年の新製品「M11」は大人気商品で、60分で1500台が売れた。
油を使わずに調理できるノンオイルフライヤー、冬の湿った冷たい空気には大助かりの布団乾燥機、いろいろな使い道がある発熱ネックウォーマー、スーツケースに入るハンディ掃除機、ヘルメットタイプの頭部マッサージ機、卓上ウォーターサーバー、糖質カット炊飯器など、たくさんの新商品は消費者のニーズや不満を正確にすくい取ったことにより、ダブル11で相次いで人気商品になった。
興味深い現象がある。例年の天猫ダブル11では新しい商品が登場して売れ筋ランキングを賑わし、多くの消費者の注目を集め、話題の「人気者」になった後、全国民が求める必需品になり、消費の硬直的需要になった、という現象だ。