赤ん坊にミルクを与え、おむつを替えて、寝かしつけるといったお世話は本来であれば新米ママたちの「仕事」だが、このほど山東英才学院の女子寮で撮影された「女子大学生が宿舎でスマホ片手に赤ん坊をあやし、ミルクの後にはゲップまでさせる」という動画がネットで話題を集めている。この動画を見たネットユーザーたちはこの「赤ん坊」の正体とその性能などについて興味津々に。12月2日に山東英才学院を取材したところ、動画に出てくる「赤ん坊」は同校のプレスクール教育専攻のカリキュラムで使用される「学習器具」であり、「シミュレータ・ベビー」と呼ばれていることが分かった。この赤ん坊の体重は3200グラムで、新生児の体重とほぼ同じ。腕と足、首を動かすことができるほか、ぐずったり、お腹が空くと泣いたり、ゲップや尿をするといった具合に本物の赤ん坊と同じような反応を見せるのだという。(編集TG)
「人民網日本語版」2019年12月4日