浙江省舟山市大魚山島の北側の海域で8日午後、岱山4号洋上風力発電所の220kV海底ケーブルの敷設作業が順調に完了し、風力発電所洋上ブースターステーションとの接続に成功した。人民網が伝えた。
同海底ケーブルのメインケーブルは、魚山島グリーン石油化学工業基地と洋上風力発電所ブースターステーションを結ぶ。総延長12キロ、中国内最大直径(25.2センチ)の220kV光電複合送電海底ケーブルで、中国内最先端の海底ケーブル施工船「啓帆9号」によって敷設された。風力発電機を設置すれば、直ちに送電・調整・送電網接続を実現できるように、次は風力発電所内の35kV海底ケーブルの敷設作業も全面的に展開される。
岱山4号洋上風力発電所の風力発電機は計50基で、4.5MWが32基、4MWが18基。設備容量は計261MWで、完成後の年間発電量は8億7000万kWhを予定。プロジェクト全体は2020年9月に竣工する。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年12月10日