中国企業が建設を担当するアルゼンチン・コーチャリ300MW級太陽光発電プロジェクトの設備竣工式が1日、フフイ州のプロジェクト現場で行われた。同プロジェクトは稼働開始後、アルゼンチン最大の太陽光発電プロジェクトになり、アルゼンチン北部の高原地域における長期的な電力不足の歴史が変わる。新華社が伝えた。
同プロジェクトはフフイ州のコーチャリ地域に位置する。プロジェクトの現場の標高は4000メートルを超え、日照資源が極めて豊富だ。ここは太陽光発電の発展に最も適した地域の一つだ。中国電建集団と上海電力建設有限責任公司が2017年に、同プロジェクトを共同落札した。2018年4月に正式に着工された。設計上の設備容量は315MWで、契約額は3億9000万ドル。
鄒肖力・駐アルゼンチン中国大使は現場に寄せたビデオメッセージの中で、「両国の建設者は17カ月にわたり真心を込めて協力し、高原の寒冷・乾燥などの過酷な自然条件を克服し、効率的に任務を完遂した。広く荒れ果てた高原に、アルゼンチンひいては南米最大の太陽光発電所を完成した」と指摘。
また、「中国がアルゼンチンで請け負うプロジェクトの契約額は現在、累計200億ドル以上にのぼる。コーチャリ太陽光発電所、サンタ・クルス水力発電所、ベルグラノ貨物輸送鉄道などの建設中もしくは建設計画中の数多くのインフラは、両国の相互尊重及び互恵・ウィンウィンを生き生きと映し出すものであり、両国の包括的・戦略的パートナーシップを豊富にし、それを深めている」と述べた。
アルゼンチンのマクリ大統領も動画でプロジェクトの完成を祝い、「コーチャリプロジェクトの完成後、アルゼンチンの少なくとも6万世帯の電力の需要を満たす。フフイ州が電力大省に生まれ変わるきっかけになる」と述べた。
プロジェクトの建設により現地で約1500人分の直接的な雇用枠、1万人分近くの間接的な雇用枠が生まれた。完成後は毎年、アルゼンチン政府に5000万ドル以上の財政収入をもたらす見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年10月9日
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