「春運」初日の列車乗車券の予約が12日からスタート

人民網日本語版 2019年12月11日15:16

あと1ヶ月足らずで、2020年の「春運」(春節<旧正月、2020年は1月25日>前後の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)の幕が上がる。春運初日に当たる1月10日の鉄道の乗車券は、明日(12日)から予約がスタートする。中新経緯が報じた。

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来年は春節に合わせて1月24日(大晦日)から1月30日が7連休となる。春運は春節休暇前の15日間と休暇後の25日間を合わせた40日間で、1月10日から2月18日までとなっている。1月22日と23日が帰省ラッシュのピークとなり、1月29日、30日がUターンラッシュの1番目のピークを迎えると予想されている。

現在、鉄道乗車券は30日前から予約が可能であるため、春運初日に当たる1月10日分の乗車券は今月12日から予約がスタートすることになる。大晦日に当たる1月24日分の乗車券は今月26日から予約がスタートする。

またUターンの乗車券は、1月29日分が今月31日に、1月30日分が来年1月1日に予約がスタートする。

電子乗車券で乗車可能に

2020年の春運の期間中、長い列に並んで紙の乗車券を受け取る必要はなく、電子乗車券で改札口を通過して、列車に乗ることができる。

紙の乗車券には、交通機関との間に結んだ旅客運送契約の証明、交通機関を利用する権利を証明する証券、代用領収書の3つの機能があるものの、電子乗車券はそれら機能を分離し、電子データを交通機関との間に結んだ旅客運送契約の証明とし、交通機関を利用する権利を証明する証券のペーパーレス化・多様化、代用領収書の電子化を推進している。

電子乗車券を利用する旅客は、購入する時に使った身分証明書、または中国の鉄道公式アプリ・12306で作成したQRコードを使って自動改札機を通過することができる。

電子乗車券を使える駅を確認する方法は、鉄道公式サイト12306やアプリの12306で乗車券を購入する際、その列車番号に小さな身分証明書のマークが表示されていれば、電子乗車券が使えることを示している。

画像は中国鉄道公式サイト12306から

乗車券を購入する方法は、▽電話(95105105、他の地域の乗車券を購入する場合は市外局番が必要)▽鉄道公式サイト・12306(www.12306.cn)▽アプリ・12306▽駅の乗車券販売窓口▽乗車券代理販売店▽駅の自動券売機の5つとなる。

公式サイトと電話での予約は30日前からであるものの、駅の乗車券販売窓口や乗車券代理販売店、自動券売機は28日前からであるため、注意が必要だ。予約開始日はいずれも、当日を含んだ日数となる。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年12月11日

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