中央広播電視総台中国之声「全国新聞聯播」の報道によると、中国民用航空局はこのほど「中国民用航空北斗衛星ナビゲーションシステム応用実践ロードマップ」を発表した。北斗システムの応用を力強く推進し、2035年末までに民用航空業界における北斗システム応用の「フルカバー、代替可能」を徐々に実現するとした。中国放送網が伝えた。
北斗衛星ナビゲーションシステムは世界衛星ナビゲーションシステムの中核ネットワークの一つだ。民用航空局空管業界管理弁公室副巡視員の劉連喜氏は、「『簡単から困難へ、携帯型から機内搭載型へ、モニタリングからナビゲーションへ、汎用輸送の統一的推進』を全体的な実施方針とし、3つの段階に分け中国民用航空における北斗衛星ナビゲーションシステムの応用を実施する」とした。
劉氏は「2021年末までに北斗システム汎用航空低空空域測位及びモニタリングの応用をほぼ実現し、北斗システム運輸航空機追跡・モニタリング及び時報の応用の典型的なモデルを樹立する。2015年末までに北斗システム汎用航空測位・ナビゲーション・モニタリングの応用を全面的に実現し、北斗衛星強化システムの運輸航空測位・ナビゲーションの応用をほぼ完了する。2035年末までに北斗システムを中核とする、GPSなどその他のネットワークとの互換性を持つデュアル周波数・マルチネットワークのGNSS技術応用体系を構築する。民用航空業界における北斗システム応用の『フルカバー、代替可能』を徐々に実現する」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年12月17日