早期不整脈のスクリーニング、慢性及び術後の患者の日常的な心電図検査に適した「北斗心合」心電計が15日、北京市で公開された。専門家によると、胸に薄型の心電計を取り付けるだけで、人体の心電信号を連続的に収集できる。心房細動などの心臓疾患の早期発見・診断・治療に向け速やかに干渉するためのスクリーニング手段を提供している。新華社が伝えた。
成都天奥電子股フン有限公司(フンはにんべんに分)は15日に北京市で開催した、スマートウェアラブルデバイス心電計「北斗心合」発表会で上述の情報を発表した。
同社の「北斗心合」チームが研究開発した、「ユーザー側のセンサー+データ伝送・保存+AI判断サービス」に基づく遠隔閉ループ心電図検査システムは、ユーザーの「北斗心合」心電計により人体の心電信号の長時間・連続・動的モニタリングを実現する。心電データはAI判断プラットフォームの処理を通じ、心電信号の品質評価、心電図異常部分のスピーディな特定、一般的な不整脈の検査・測定、心拍数変異性分析などを完了する。心電図分析報告を形成し、起こりうる異変の早期警戒をタイムリーに行うと同時に、使用者の受診に重要な根拠を提供することができる。
同社の李斌副チーフエンジニアによると、装着してもあまり感じられない医療級心電計として、直径が腕時計ほどで、コードのわずらわしさもなく、利用者はこれを貼り付けることができ、夜の睡眠にも影響が出ず、シャワーを浴びる間も心電図のモニタリングが続く。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年12月16日