中国全土の鉄道全駅の出口と改札口で体温測定実施

人民網日本語版 2020年02月03日15:02

 中国国家鉄路集団有限公司は、公式サイトにおいて、「2月2日の全国鉄道利用者数は延べ300万人と予想され、前年同期比74.4%減少した。2月1日の利用者数は同82.2%減の延べ214万7千人だった」と発表した。人民網が伝えた。

鉄道部門はここ数日、輸送体制を引き続き強化し、疾病予防管理関連物資と生活物資の輸送保障に全力で取り組んでいる。2月1日午後6時の時点までに、全国の鉄道において、累計1712回、8万4166件、1万1313トンの疾病予防管理関連物資の輸送を保障した。

Uターンラッシュの到来に伴い、鉄道部門は、Uターンする人々の輸送における疾病予防管理業務を一段と強化し、以下のような具体的措置を講じている。

1)駅の出口と改改札口における体温測定実施の徹底

現在、全国鉄道の旅客輸送業務を担う全ての駅の出口と改改札口で体温測定を実施。

2)車内で発熱した乗客に対する応急措置の強化

車内で発熱した乗客が出た場合、直ちに車内での隔離措置を実施し、発熱した乗客を次に到着する経過観察指定駅に引き渡すと同時に、車内の応急消毒処置と濃厚接触者の登録・確認作業を実施。

3)駅構内と車内の消毒作業の強化

駅構内と車内を清潔に保ち、風通しを良くして、予防のための消毒作業を徹底し、主要な規模の大きい駅における消毒回数を増やす。

4)駅構内と車内における健康・予防関連知識や注意事項の放送等の広報活動を強化

また鉄道当局は多くの乗客に対しても、Uターン中には各人がしっかりと予防装置を講じ、鉄道当局の疾病予防・管理業務に協力し、疫病の予防・感染拡大阻止の闘いに共に打ち勝とうと呼びかけている。(編集KM)

「人民網日本語版」2020年2月3日

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