中共中央政治局常務委員会は3日の会議で、新型コロナウイルスの感染による肺炎対策の中共中央指導グループと関係当局から感染予防・抑制の取り組みに関する報告を受け、今後の取り組みについて検討を進めた。習近平総書記が議長を務め、重要談話を発表した。新華社が伝えた。
習総書記は「感染予防・抑制の取り組みを達成することは、国民の生命の安全と身体の健康に直接関係し、経済・社会の大局の安定に直接関係し、我が国の対外開放にも関係する。現在、最も肝要な問題は取り組みを確実でしっかりと行うことだ。各級の党委員会と政府は『4つの意識』を強化し、『4つの自信』を揺るぎないものにし、『2つの維持』を成し遂げ、党中央の決定と方針を真剣に貫徹実行し、感染予防・抑制の取り組みを現在最も重要な取り組みとして押さえ、『決意を固める、同舟相救う、科学的な予防・治療、的を絞った施策』という指示に従い、できるだけ早く欠陥を補い、予防・抑制の各取り組みをしっかりと達成し、感染拡大の勢いを断固として抑え込み、感染予防・抑制・阻止の戦いに断固として勝つ必要がある」と強調。
「各地区・各当局は大局意識と全局的な考え方を強化し、中央指導グループ及び国務院合同予防・抑制メカニズムの指揮に断固として従わなければならない。各地区・各当局は措置を講じるにあたり、自らの地区・分野の予防・抑制ニーズを考慮すると同時に、重点地区と全国の予防・抑制に対する影響も考慮する必要がある。感染予防・抑制は医薬・衛生のみの問題ではなく、全方向的な取り組みであり、各取り組みのいずれもが感染予防・抑制・阻止の戦いに勝つための支えとなる必要がある。感染予防・抑制の状況は絶えず変化しており、各取り組みも新たな状況、新たな問題に絶えず直面している。適時分析し、迅速に行動し、断固として力強く、いささかも怠ることなく各取り組みを達成する必要がある」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年2月4日