中国人民解放軍東部戦区スポークスマンの張春暉空軍大校(大佐)は空軍・海軍の兵力と装備の巡航に関して9日、談話を発表した。中国新聞網が伝えた。
張春暉氏は2月9日、中国人民解放軍東部戦区は空軍と海軍の兵力を組織して装備巡航を実施し、駆逐艦や爆撃機、戦闘機、早期警戒機を始めとする各種武器装備を体系的に出動させ、複数の軍種を一体化させた共同作戦能力を検証するとし、航空兵力はバシー海峡及び宮古海峡を経由した巡航飛行を実施し、実戦演習を実施するとした。
また張春暉氏は、台湾地区及びその附属島嶼は中国領土の神聖不可分な一部であり、中国の軍隊装備の巡航は完全に正当で合法的だとし、現在の台湾海峡の安全情勢と国家主権の維持を想定する上で、必要な行動であるとした。さらに、戦区部隊は全ての「台湾独立」分裂活動を打ち砕く決意があるとともにその能力も備えており、国家主権の安全と領土の一体性を断固守り抜き、台湾海峡の平和と安定を断固維持していくとした。(編集TG)
「人民網日本語版」2020年2月10日