新型肺炎で「会わない」バレンタイン 小売モデルの転換加速 (2)

人民網日本語版 2020年02月14日16:19

「クラウドイベントデー」でもプレゼント 商業施設もアシスト

バレンタインに直接会えないとしても、プレゼントを欠かすわけにはいかない。花束のようになったマスクが、創意にあふれると評判になりSNSで拡散された。これはユーモアというだけでなく、美団外売のビッグデータによれば、2月14日に配送希望の「プレゼント」の注文は前日比30%増加し、中でもマスクが一番人気だという。

実体型企業にとってみれば、春節はさんざんだったので、バレンタインを外すわけにはいかない。宅配便企業が徐々に企業活動を再開して、ネットでの商品選択、QRコードをスキャンしてグループに入る、オンラインショップでの注文、さらにはライブ配信で商品を売るなど、さまざまなマーケティング手段がすべてオンライン化し、ジュエリー・アクセサリー、化粧品、スポーツ用品ブランドなどの人気商品もすべてオンラインに進出し、非接触型配送によって消費者の元へ届けられるようになった。また企業の中にはデリバリーに対応できる外食産業のテナントを集め、自社の公式微博(ウェイボー)を通じて注文を取り、ディスプレー越しに愛する人と晩餐のひとときを共にするサービスを提供するところもある。

大まかな統計によれば、上海にあるラッフルズ、世茂広場、港匯広場、興業太古匯、第一百貨、プランタン、百聯世紀ショッピングセンター、静安大融城、永安百貨などの商業施設は、軒並みバレンタインのマーケティングイベントをオンラインに移し、「クラウドイベントデー」をアシストする小規模勢力になっている。

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