劉氏はさらに話を進めて、「過去の経験を振り返れば、日本が初めて五輪を開催したのは1964年のことで、日本経済にとっては、非常に重要なターニングポイントになり、日本経済はこれを契機に飛躍的発展を遂げた。この年に、日本には多くの重大な出来事があった。経済協力開発機構(OECD)への加盟、初の新幹線建設などだ。日本にとって、最も重要なことは第二次世界大戦後の復興を経て五輪開催を成功させたというところにあり、これはつまり日本が国際社会に認知され、暗がりから日の当たる場所に出たことを意味する」と述べた。
また劉氏は、「これまでにも似たような状況はあった。ブラジルのリオ五輪開催前にジカウイルス感染症(ジカ熱)が拡大し、当時も五輪は延期または中止になると懸念する声があったが、最終的には予定通りに開催された。日本のこれまでの感染状況に対する予測で、比較的多くの見方は延期や中止にはならないというものだった。懸念はあるが、最終的には延期や中止にはならないというのだ」と述べた。
ロンドン五輪で公衆衛生ディレクターを務めたブライアン・マクロスキー氏は、「現時点で五輪を中止にする必要はない。ブラジル五輪だけでなく、10年のバンクーバー冬季五輪は09年のインフルエンザ大流行の後で開催され、最終的には主催国とその他の国に何か特別な影響を与えることはなかった」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年2月27日
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