タニシ麺の入荷待ちに百万人!新型肺炎でインスタント食品が爆発的人気 (2)

人民網日本語版 2020年02月28日17:19

グルメ達の購買意欲が高まると、インスタント食品の在庫もあっという間に品薄になった。淘宝で有名なタニシ麺ブランドの公式旗艦店をいくつか検索すると、どこでも「予約受付」の文字が表示され、4月4日以降でなければ届かないケースもあった。また発熱剤付きインスタント火鍋も簡単には手に入らず、予約しても同じように3月10日過ぎまで待たなければならない。

こうして「タニシ麺を注文したけれど届かない」という話題が検索ランキングの上位に入り、大手タニシ麺ブランドは相次いでコメント欄で謝罪するしかなくなった。その裏側には、大勢のネットユーザーからの「商品を早く送ってください」との声がある。今月21日に「タニシ麺を発送します」と発表した微博(ウェイボー)の淘宝店舗は、タニシ麺好きの女性ユーザーたちから注文が殺到し、24日には「欠品のお知らせ」をするしかなくなった。

ネットユーザーの1人は、「自分の生まれ育った広西壮(チワン)族自治区の人なら、広西でタニシ麺が食べられなくなる日がくるなんて思いもしなかっただろう」とコメントした。

2月21日、同自治区柳州市魚峰区は市内のタニシ麺メーカーの人手不足などの問題を緩和するため、ボランティア約200人をメーカー7社に派遣し、業務再開を支援した。

インスタント食品はなぜ突然人気に?

どこにも出かけられなかった今年の春節(旧正月、今年は1月25日)には、中国の外食業界協会の情報によれば、外食業界企業の93%が店を閉める選択をし、そのうちの73%が傘下の店舗をすべて閉めたという。不要不急の外出を減らそうと、大半の人が自宅のキッチンに立つことを選んだためだ。

「おいしいものが食べたい」という気持ちが、グルメ界にとっては常に第一の原動力になる。

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