ロシアの新シベリア国立技術大学と中国の哈爾浜(ハルビン)理工大学が電気自動車(EV)用リチウムイオン電池を共同開発し、イオン電池の寿命延長の方法を模索する。科技日報が伝えた。
リチウムイオン電池は最も効果的にエネルギーを保存・交換する装置の一つで、最大の電気容量を持ち、各種デジタル設備に広く活用されている。EVは近年、リチウムイオン電池の最も将来性の高い応用分野となっている。
中ロ両国の科学者が努力する一つの方向として、電流の変化が電池の寿命に与える影響を研究する。新シベリア国立技術大学のプロジェクト責任者であるニコラ・シュロフ工学博士は、「我々の任務は内部からEV技術を研究し、そのエネルギー蓄積を研究するとともに、自動車の実際の使用条件下における電池の寿命を延長する方法を模索する。それにより、自動車の大規模電動化の未来を早急に実現する」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年3月25日