中国バスメーカー・福田欧輝の全天候型EVバスがこのほど、車両低温始動試験、車両低温走行試験、車両登坂試験など各種の試験に合格した。試験に参加した専門家と研究開発チームによると、これは車両にとって極めて厳しい試験だった。試験に合格した車両は、2022年北京冬季五輪の車両運営に関する厳しい基準に完全に合致する。科技日報が伝えた。
このEVバスの電池技術の新たな進展により、冬季の航続距離の激減、始動不可、速度低下、安全リスクといったEVバスの数多くの難題が解消された。これはEVバスの発展に対して節目としての意義を持つ。中国工程院院士、EV国家プロジェクト実験室室長の孫逢春氏は「今回の試験は主に2022年北京冬季五輪の車両引渡し前の基本的な試験であり、いくつかの重要な内容が含まれた。まずは全天候型電池を搭載した低温始動試験、次に全天候低温エンタルピー空調暖房試験、それから車両登坂試験だ。これらの試験は予想通りの結果に終わった。我々はこれらの技術により、中国の新エネ車の盲点を解消したい」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年1月28日
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