「ミスイングランド」バーシャ・ムーカジさん(24)(画像提供・Instagram)
英国における新型コロナウイルス感染拡大が進むなか、ミスイングランドの栄冠に輝いたバーシャ・ムーカジ(Bhasha Mukherjee)さん(24)は、ミスイングランドとしての慈善事業への参加を中止し、それまで働いてきた医師に戻ることで、新型コロナウイルス感染拡大対策の支援を行うことを決めた。海外網が伝えた。
医学学士号を所持しているバーシャさんは、2019年ミスイングランドの栄冠に輝いたのち、世界各地で行われる慈善事業に参加していた。しかし、「ミスイングランドとして、今こそ私がイギリスを支援すべき一番の時期」と考えた彼女は、今月1日にイギリスに戻った。1~2週間の自己隔離が終われば、病院での仕事に再び携わることができるという。呼吸科が専門のバーシャさんは、感染症拡大の現状において、医師として最も必要とされている場所に手配されることになるだろうとした。
バーシャ・ムーカジさん(画像提供・ニューヨーク・ポスト)
イギリス保健省が6日に発表した統計報告によると、イギリスでは同日、3802人の新型コロナウイルス肺炎患者の感染が新たに確認され、感染者は累計で5万1608人となった。同日、新たに439人の死亡が確認され、死亡者数は累計5373人に達した。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年4月9日