中国商務部、「海南自由貿易港の建設推進を加速」

人民網日本語版 2020年04月15日11:24

中国商務部(省)自由貿易区・港司の唐文弘司長は13日、海南自由貿易試験区建設に関する状況を説明した際、「海南自由貿易試験区の建設を引き続きハイレベルで推進し、制度革新の面でさらに多くの成果を得て、中国全土にそれを推進し、PRするよう取り組む。また、海南自由貿易港の建設推進を加速させ、全面的に開かれた新たな構造形成を促進し、太平洋やインド洋に向けた中国の重要な開放の門戸を構築する」と語った。新華社が伝えた。

唐司長は、「中国(海南)自由貿易試験区のガイドライン」が発表されて以降、各種業務が順調に進展し、顕著な成果を上げている。ガイドラインで確定している改革の試行任務が全面的に実施され、特に自由貿易港の建設と密接に関係する貿易投資の自由化・円滑化の模索が一歩踏み込んで展開され、建設の成果が続々と表れている。現在、ガイドラインで確定している試行任務の実施率は97%に達している」と説明した。

また唐司長によると、自由貿易試験区の建設を通して、海南省の国際的開放度が大きく高まっている。2019年、海南自由貿易試験区の新規外資系企業数と、実行ベース外資導入額の増加ペースは100%を超えた。また、市場主体が加速して集まっている。2019年、海南の新規市場主体は前年比71%増の22万社(人)で、1日平均670社(人)のペースで増加した。フォーチュン・グローバル500 に名前を連ねる企業28社が海南に進出し、同市に本社を置く企業の数は33社に達している。その他、海南自由貿易試験区は6回に分けて、制度革新事例71件を形成し、うち、「知的財産権証券化」などの改革成果が評価を経て、中国全土に推進、PRされる状態が整っている。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年4月15日

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