杭州アジアパラ競技大会マスコット「飛飛」が発表 良渚文化の神鳥がモチーフ

人民網日本語版 2020年04月17日09:34

2022年に浙江省杭州市で開催される予定のアジアパラ競技大会の組織委員会は16日、オンラインで大会マスコット「飛飛(フェイフェイ)」を発表した。 杭州地域の良渚文化で登場する「神鳥」にインスピレーションを得たデザインとなっている。

「飛飛」は、杭州の歴史、人・文化、テクノロジーイノベーションなどが融合されたデザインで、人と自然の調和的共生を願う思いが込められている。中国の伝説では、「神鳥」は福音を伝えるとされているため、「飛飛」は文化と幸福の使者でもある。

「飛飛」という名称のうち、一つ目の「飛」は、飛び回る鳥という意味で、空高く自由に飛ぶ鳥には、人類社会に包容、尊重、友愛という良いムードが漂うことを願う思いが込められている。二つ目の「飛」は、夢を追いかけ、飛躍する障碍者アスリートの精神を示している。「飛飛」のデザインで最もクリエイティブなアイディアである羽から頬にかけて施された模様は、良渚文化のシンボル的文様で、羽を大きく広げている姿からは生き生きとした力を感じることができる。

トサカの「i」は、「intelligence」の頭文字で、スマートさや知恵を象徴。インターネット都市という杭州の特徴も表しており、スポーツをしている時やうれしい時に、青い光線を放つ。

さらに胸には、45個の点で円が描かれ、アジア各地から45ヶ国・地域が一堂に会することを象徴している。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年4月17日  

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