米国のビジネスや技術ニュースの専門ウェブサイト「ビジネスインサイダー(Business Insider)」の2日の報道によると、武漢ウイルス研究所のスタッフ向け教育事業に携わったことがあり、共同研究にも参加したことがある、米カリフォルニア大学デービス校(UCD)の野生生物医学専門家ジョナ・マゼット(Jonna Mazet)氏は、「新型コロナウイルスは実験室から流出した可能性は極めて低い」という見方を示した。マゼット氏はその理由として、①実験室のサンプルは新型コロナウイルスとの対応性がないこと、②実験室では厳格な安全協定が実施されていること、③新型コロナウイルスは人と家畜がともに感染して爆発するウイルスの一例であること、④一般人は研究者よりも感染された生体ウイルスに接触しやすいことといった4点を挙げている。(Lin、Yan)
中国国際放送局より 2020年5月5日