キーワード5:対外関係
世界の過去100年間にも見られなかったほどの大きな変化の局面における感染症という「ブラックスワン」に直面して、中国の対外政策も広く注目を集める。
メキシコ紙「ディアリオ・デ・メキシコ」、アルゼンチン紙「クラリン」など中南米地域のメディア関係者は、「中国と米国は世界の大国であり、中米関係の動向は世界に大きな影響を及ぼし、米国に隣接する中南米地域にとってはさらに影響が大きい。両会の中米関係に関する議題に非常に注目している」と述べた。
エジプトのベニスエフ大学のディア・ヒルミ教授(政治学)は、「中国は両会を通じて対外関係の面で積極的なシグナルを発するだろう。これにはより緊密な国際協力関係を構築し、国際社会の貧困削減、感染症予防管理、発展実現のために寄与すること、より公正で合理的な国際秩序の構築に努力することなどが含まれる」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年5月22日