香港地区が18歳以上住民に1万香港ドル給付、7月8日から受け取り可能に

人民網日本語版 2020年06月09日15:16

香港特別行政区政府は、18歳以上住民への1万香港ドル(1香港ドルは約13.96円)給付に関する手続きについて発表した。それによると、6月21日から申請受付を開始し、銀行は同日通常通り営業、申請期限は12月31日までとなっている。中央テレビニュースが伝えた。

香港特別行政区政府財政司の陳茂波司長は、「市民は銀行で申請手続きが可能で、銀行口座に直接1万香港ドルが振り込まれる。6月21日から6月末までに申請手続きを行った市民は、7月8日から受け取りが可能となる。6月30日以降にオンラインで申請を行った市民は、申請から1週間後に受け取ることができる」と述べた。

陳司長は、「書面での申請も可能だ。申請書に記入の上、銀行まで提出するか指定の住所に郵送すれば、香港郵政を通じて小切手が発行される。6月21日から7月4日までに書面で申請を行った市民は、7月20日から受け取りができるようになる」とした。陳司長はさらに、「できるだけ早く受け取りたい市民には、銀行の窓口で申請し、銀行口座に入金する方法を推奨する。また政府は市民に対しオンライン申請も奨励している。市民がこの1万ドルで経済復興をサポートすることを望むと同時に、この給付金が市民の経済的な圧力を緩和することも願っている」と述べた。(編集AK)

「人民網日本語版」2020年6月9日 

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