科学技術の力で良渚デジタル文化コミュニティの歴史の美を活性化

人民網日本語版 2020年06月09日13:20

3月18日、杭州良渚古城遺跡公園で、良渚文化の歴史を探る観光客。竜巍/人民図片

アゼルバイジャンの首都バクーで昨年7月に開かれた第43回世界遺産委員会で、ユネスコの世界遺産委員会は審議を経て、「良渚古城遺跡」を世界遺産に登録した。浙江省杭州市に位置する良渚古城遺跡は、中国の5000年以上前の偉大なる有史以前の稲作文明の成果を代表しており、長江流域の中国文明の起源に対する際立つ貢献を裏付けている。人民日報が伝えた。

歴史ある良渚文化の世界進出をいかにより良く推進すべきだろうか。最近の良渚デジタル文化コミュニティの「クラウド開園」は、このデジタル経済+クリエイティブ産業の「新種」に中国の答えを与えた。

コミュニティの第1期入居者には、淘宝(タオバオ)ライブ配信総合体や網易メディア・デジタル・エンターテインメント・イノベーション拠点など30数件のプロジェクト、及び中国革新設計ビッグデータ杭州センターなどの公共サービス・プラットフォームが含まれる。ここで起業する若い人は、「デジタル+文化」の革新的活力によって集まっているだけでなく、さらには良渚文化の独特な魅力に惹かれているのだ。

良渚デジタル文化コミュニティは良渚文化を一つのクリエイティブIPとし、歴史文化遺産の素材を漫画・アニメ・ゲーム、クリエイティブ設計、デジタルメディア、放送・映像作品、工芸美術、文化娯楽などの産業に融合させ、伝統と現代がここで遭遇し、火花を散らし、融合する。

4月8日、良渚古城遺跡公園を見学する観光客。潘海松/人民図片

良渚古城遺跡公園内のクリエイティブスペースで、良渚文化の要素がデザイナーによって各種クリエイティブ製品に融合される。良渚玉器の最も有名な神人獣面紋はデザイナーの巧妙なアイデアにより、グラフィティ版の「神徽」になる。掛け時計、マウスパッド、日傘、スーツケースなどの日用品と結びつき、若者から好評を博している。

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング