税関総署の李魁文報道官(税関総署統計分析司長)は14日に国務院新聞弁公室で行われた記者会見で、2020年上半期の輸出状況を説明した。中央テレビ網が伝えた。
李報道官は、「税関のまとめた統計によると、今年上半期には、中国の物品貿易の輸出入総額が14兆2400億元(1元は約15.3円)となり、前年同期比3.2%減少したが、減少幅は1-5月を1.7ポイント下回った。このうち輸出は7兆7100億元で3%減少、輸入は6兆5300億元で3.3%減少した」と説明した。
李報道官は、「上半期の対外貿易の輸出入は予想よりも好調で、6月は輸出も輸入もプラス成長を実現した。四半期別にみると、第1四半期(1-3月)の激動を経て、第2四半期(4-6月)は輸出入が回復し安定に向かった。今年第2四半期の対外貿易輸出入額は7兆6700億元で同0.2%減少し、減少幅は第1四半期より6.3ポイント縮小した。月別にみると、4月から輸出が3ヶ月連続でプラス成長を実現し、6月の輸出入額は同5.1%増加し、うち輸出は4.3%増加、輸入は6.2%増加した」と述べた。
また李氏は、「中国の対ASEAN輸出入が引き続き増加傾向にあり、ASEANは中国にとって1番目の貿易パートナーになった。上半期には、中国のASEANとの輸出入額は2兆900億元で同5.6%増加し、中国対外貿易総額の14.7%を占めた。欧州連合(EU)との輸出入額は1兆9900億元で同1.8%減少し、米国との輸出入額は1兆6400億元で同6.6%減少した。このほか、中国の『一帯一路』(the Belt and Road)沿線国との輸出入額は4兆2千億元で同0.9%微減したが、減少幅は全体を2.3ポイント下回った」と説明した。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年7月15日
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